約１か月ほど経ちましたが、アルファポリス第８回歴史・時代小説大賞で「江戸を揺るがす捕物譚賞」を受賞した報告をします。
この近況ボードという機能を使用した事がないため、試しという事でもあります。

　受賞した『女奉行　伊吹千寿』は、書き出し祭りという有志の小説のイベントに参加していたものを完結まで書き続けた作品です。昨年の歴史・時代小説大賞で大賞を受賞した井戸先生の作品である『あしでまとい』も昨年の書き出し祭りに参加していました。ですので、今年の書き出し祭りでは私はリザーバーだったのですが、締切直前に参加要請があった時即座に二匹目のドジョウを狙いました。
　多分このリザーバー参加要請がなければ、この作品はもっと後回しにしていたので、今年の受賞は無かったでしょう。

　また、「女奉行」という題材は最近第１１回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した筑前助広先生のツイートがきっかけで思いつきました。思いついてからいつか書こうと思っていた作品でしたので、せっかくだからアルファポリスの歴史・時代小説大賞に出そうと思ったのです。
　Ｗｅｂではない公募の道もあったかもしれませんが、書き出し祭りという読者の反応を貰える機会、その直後のアルファポリスの大賞という丁度良いタイミング。
　これらの事を総合的に判断し臨んだ訳ですが、見事図に当たった訳です。ここまでの成果は望外の事でしたが。

　上記の事やここでは記述しきれない数々の奇縁、皆様の応援のおかげで書ききり、受賞する事が出来ました。大変感謝しております。

　最近仕事の関係で執筆の時間が取れてませんが、この作品が書籍化するとかしないとかに関わらずこれからも執筆は続けていきますので、その際は読んでいただければ幸いです。