この度『ものぐさ降魔士奇譚 第1章 陰陽師の弟子』が完結いたしました。最後までお読みくださった皆様、本当にありがとうございます。

めんどくさがり無気力系主人公によるコミカルあり、シリアスありなお話となっていると思うのですが、いかがでしたでしょうか。

このお話は、自分が学生時代に書いたものをベースに大幅に加筆修正したものです。しっかりとした設定を作って盛りに盛り、気づけば元の3倍ほどの量になっていました。自分でもびっくりです。

響と氷輪も、初めはこんなキャラではありませんでした。ふたりとももっとひょうきんな性格だった気がします。もはや別人。でも、今のこの形になってよかったなと思います。書いていて楽しいので。

この『ものぐさ降魔士奇譚』は、陰陽道に関する史実に添いつつ、オリジナル要素を付け加えて作られています。実際にあったことと創作を混じえた設定なので、そういった点も楽しんでいただけていたら幸いです。

そうそう、作者のちょっとした遊び心で、途中まで主人公の性別をあえて明記しなかったのですが、皆様はどちらだと思って読み進めていらっしゃったのか気になるところです。

その辺も含めて、ぜひご感想をお聞かせください。一言だけでも構いません。今後のモチベーションにも繋がりますので、何卒よろしくお願いいたします。

さて、続編に関してですが、来週辺りに2章の投稿を始めようと思っております。今度は毎日ではなく週2回更新を予定していますが、詳細はまた後日改めてお知らせいたします。

それではまた。