『華の名を呼ぶ時さえ』のこと 4月1-3週目には総94頁の連作を更新していました。
構成に関しての解説のような文章です。未読の方は先に漫画本編を御読み頂ければと存じます▼
https://www.alphapolis.co.jp/manga/80143292/630615815
さて
同一素材での連作、というのは当時結果的に辿り着いたものでした。
大元として、中学生の頃にぼんやりと夢想していた、当時は今のような流行りなどでなかった”異世界での御話”があり
それを舞台背景にしてそこへ旅立つ前の話、として描いた『女神の歌』という一篇が連作の前にありました。
それをもう少しきちんと形にしたい、と微調整を多々加えまず固めたのがver.1『陽光』。
4人の気持ちを整理してブラッシュアップしたのがver.2『ディーバ』。
ここまでで沢山の批評を受けつつ一番確かにと思ったのが
そもそも御話の骨格に対して異世界の舞台背景が邪魔になっているということ。
その骨格をシンプルに抜き出して辿り着いたのがver.3『エーデルワイス』でした。
今であれば更にもっと違う描き方があるでしょう。
ある種この変遷で一個の読ませ方があるものでもあり
それでも3を最初に読んで頂く事で”この御話”をストレートに読んでもらえるのかも知れないと感じての公開順でした。
実際にどうでありましたでしょう。
どちらかと云えば小手先で弄り弄り形を整えただけのものであったやも知れません。
それでも自身の習作としてはひとつの達成感が当時はあったものでした。
その後、捨て切れなかった というよりも存外に育ったのがサラとゾヌウという、最初はあくまで”使者”として添えただけのはずのキャラクター達でした。
新たな試みとして彼らを主人公としたスピンオフを始め
これまた存外活き活きとした作品が生まれもしました。
次回はその『ゾヌサラ!』についての御話を致しますね。
https://www.alphapolis.co.jp/manga/80143292/630615815
さて
同一素材での連作、というのは当時結果的に辿り着いたものでした。
大元として、中学生の頃にぼんやりと夢想していた、当時は今のような流行りなどでなかった”異世界での御話”があり
それを舞台背景にしてそこへ旅立つ前の話、として描いた『女神の歌』という一篇が連作の前にありました。
それをもう少しきちんと形にしたい、と微調整を多々加えまず固めたのがver.1『陽光』。
4人の気持ちを整理してブラッシュアップしたのがver.2『ディーバ』。
ここまでで沢山の批評を受けつつ一番確かにと思ったのが
そもそも御話の骨格に対して異世界の舞台背景が邪魔になっているということ。
その骨格をシンプルに抜き出して辿り着いたのがver.3『エーデルワイス』でした。
今であれば更にもっと違う描き方があるでしょう。
ある種この変遷で一個の読ませ方があるものでもあり
それでも3を最初に読んで頂く事で”この御話”をストレートに読んでもらえるのかも知れないと感じての公開順でした。
実際にどうでありましたでしょう。
どちらかと云えば小手先で弄り弄り形を整えただけのものであったやも知れません。
それでも自身の習作としてはひとつの達成感が当時はあったものでした。
その後、捨て切れなかった というよりも存外に育ったのがサラとゾヌウという、最初はあくまで”使者”として添えただけのはずのキャラクター達でした。
新たな試みとして彼らを主人公としたスピンオフを始め
これまた存外活き活きとした作品が生まれもしました。
次回はその『ゾヌサラ!』についての御話を致しますね。
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登録日 2022.06.29 16:32
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