青柳さん、お礼小話2。

★彼女にオシオキされる彼★

時系列では第10章の「くるみ割り人形」~「過去と現在」の後、クリスマスの夜。寝るときに彼が彼女を抱きよせて始めようとしたとき、彼女が「飛豪さん、ちょっと」と待ったをかける。

飛「どうした? 体調悪いならやめるけど。ごめん」

瞳「体調は多分大丈夫だけど、少しモヤモヤしてて……」

飛「モヤモヤ?」

瞳「うん。……さっき昼間、『くるみ割り人形』を観た時に、飛豪さん、演出を茶化すようなこと言ったじゃないですか。あれは一つの見方として正しいんだろうけど、私はまだ、少し納得いかない。自分の大好きな物を笑われたみたいで。。。ピアス受け取っておいて、今さら言うなって感じかもしれないけど、でも……」

飛「(すごく反省)……それは嫌だよな。本気で謝るし今後は絶対しない」

瞳「うん……。(正直に気持ちを言ってみたものの、どう収めていいか困惑中)」

飛「俺のこと許せるまで寝室別にしてもいいし、気がすむなら殴ってもいいし、瞳子が好きなようにしていいよ」

瞳「…………お仕置きしたい。私が、飛豪さんに」

飛「……はぁ。(内心で動揺しつつ)いいよ、言ってみて」

瞳「……飛豪さんが一人でしてるトコ、見たい」

飛「は!? 今なんつった?」

瞳「だから、マスターベーション……(超真剣)」

飛「(動揺MAX)いや、意味は分かる。本気で言ってる?」

瞳「本気です。……見たい(目が据わってる)」

飛「(Oh! No...)俺めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど、それ……でも、君が裸で誘ってくれるなら、します(せめて譲歩を引き出したい。滝汗)」

……みたいな流れの末に、聖なる夜にアブノーマルの扉を開いたのではないかと思われます。二人のお仕置きの差に、想像力の差がでてますね。笑。
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登録日 2022.06.25 23:08

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