「婚約破棄寸前の令嬢は、死んだ後に呼び戻される」が番外編まで終わり無事すべて完結いたしました。これも読んでくださった方のおかげです。

最初は短編の予定だったのがどんどん伸びていき、番外編まで書くことができました。ということで最初の予定とどのくらい違ったかの裏話をちょっと……。ここからはネタバレありです。

まずは1回目の生まれ変わり（フィリップとローズ）の時は、男女が逆で「サラが王子で25歳くらい」「エドが伯爵令嬢で10歳」にしていました。そしてエドワード目線での話だったんです。

けっこうこの設定で4話くらい書いてたのですが話が進まなくなったので全ボツにして、今のサラ（ローズ）目線になりました。

他にもキース王国に襲われるのはそのままですが、敵は10歳に見えるジーク王子ではなくキース王国の王女（20歳）が城に手引して王族を狙うにしていました。その王女とフィリップが婚約してエドがヤキモキする展開もありましたが、これじゃあ主役が誰だが感情移入しにくいなと思ってやめたり……。


結局「恋愛小説なんだからやっぱりサラ目線にしよう」となり、今の作品がなんとかできあがりました。初めて書いた小説だったのでプロットからどんどん外れ「？？？」となる日々でしたが、無事に完結できて良かったです！

ラストの話もサラのお父さん目線で終わるはずでしたが、「しんみりしすぎてない？」と思いサラ目線の話を入れたり。「エドが後悔している気持ちを書きたかったんだけどな〜」という気持ちが捨てきれず番外編を足したり。

いろいろありましたが読者様のおかげで目標の「完結させる！」が叶いました。拙い作品でしたが感想ももらえ本当に嬉しいです。

また作品とご縁がありますよう、頑張っていきます！　最後までお読みいただきありがとうございました！