教皇の獲物(ジビエ) について(あとがきを加筆)
数日前より「教皇の獲物(ジビエ) 〜コンスタンティノポリスに角笛が響く時〜」という中世ヨーロッパの歴史ものを連載しております。
HOT男性向けに指定しました(いえ、入ってませんけど)が、イケメン揃いで時々コミカルなノリもあり男女問わず皆さまに楽しんでいただけたら嬉しいです。
※あとがき
この小説は史実に基づいたフィクションです。参考資料中の有名なシーン、「あの街を下さい」というセリフや、聖ソフィアに入る前にメフメトが土をかけて身を清めたところなどは、よく知られたエピソードなので、そのまま変えずに用いました。
けれどメフメトに関しては、創作シーンも多くなりました。「敗軍の将には過ぎたる褒美だが、余が自ら首をはねて……」や、オスマンがジェノヴァ船を追い詰めたとき獅子とジラファに例えたり、尊敬する人物のラテン語のセリフをスルタンがまねたり等はオリジナルです。クールな敵を描き、主人公がそれを上回るという物語を目指したんですよね。(……できたとは言ってない)
トルコのイスラム教徒にとってメフメトはヒーローなわけですが、オスマン皇帝の冷酷なセリフは自分でも気に入っていて、もし信者の方々の目に止まったとしても失礼にならないキャラを描くよう心がけました。
主人公がキリスト教側なので、エンディングでレオナルドに敵を上回るリベンジをさせたのであって、決してメフメトに主人公の座を持っていかれそうになったので消したとかいうわけではないのです。
参考資料の書籍とはなるべく異なる読後感を楽しんでいただけるよう努力しました。
HOT男性向けに指定しました(いえ、入ってませんけど)が、イケメン揃いで時々コミカルなノリもあり男女問わず皆さまに楽しんでいただけたら嬉しいです。
※あとがき
この小説は史実に基づいたフィクションです。参考資料中の有名なシーン、「あの街を下さい」というセリフや、聖ソフィアに入る前にメフメトが土をかけて身を清めたところなどは、よく知られたエピソードなので、そのまま変えずに用いました。
けれどメフメトに関しては、創作シーンも多くなりました。「敗軍の将には過ぎたる褒美だが、余が自ら首をはねて……」や、オスマンがジェノヴァ船を追い詰めたとき獅子とジラファに例えたり、尊敬する人物のラテン語のセリフをスルタンがまねたり等はオリジナルです。クールな敵を描き、主人公がそれを上回るという物語を目指したんですよね。(……できたとは言ってない)
トルコのイスラム教徒にとってメフメトはヒーローなわけですが、オスマン皇帝の冷酷なセリフは自分でも気に入っていて、もし信者の方々の目に止まったとしても失礼にならないキャラを描くよう心がけました。
主人公がキリスト教側なので、エンディングでレオナルドに敵を上回るリベンジをさせたのであって、決してメフメトに主人公の座を持っていかれそうになったので消したとかいうわけではないのです。
参考資料の書籍とはなるべく異なる読後感を楽しんでいただけるよう努力しました。
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登録日 2022.06.05 21:29
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