おつきあいくださった方、コメントくださった方、ありがとうございました。

かなりつらい話だったので、書いていてもしんどかったのですが、その分私にとっても大切な話になりました。
いつも通り後記を書いていたのですが、なんかしっくり来なくて消しました。
本編の方はシンプルにお礼だけを残して、こちらに少し書こうと思います。

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本作の初稿を書き終えたころ、高校時代の友人が出産の報告をくれました。
二度の流産を経ての出産で、産まれるまで安心できなかった。
彼女はそう連絡をくれました。

幸い、私に流産の経験はありません。
けれど、５回に一度の妊娠は流産か死産になる、と聞いたことがあります。

つくづく、キセキみたいなものです。
妊娠も、出産も、こうして生きていることも、今の家族と出会えたことも、すべてキセキみたいなもの。
そんなことを、改めて感じながら、キャラクターたちのことばに託しました。
キャラクターたちの目を通して見たものが、少しでもみなさまと共有できたなら幸いです。

最後までご覧くださり、本当にありがとうございました。

＊なお、幸弘の誕生花は実はピンクのバラです。
色によって意味が変わるのですが、隼人の言い方は確信犯でした（笑）

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大賞に応募していたとはいえ、シリーズ関連なので公式からの評価は期待していないのですが、投票くださった方もいてとてもありがたく思いました。
こういう話を、もっと大切に書いていけるといいなぁ、と思っています。

ありがとうございました。
また次の作品で会えることを祈りつつ。