青柳さん、突発的に裏エピソード。

ちょっと嬉しいことがありまして。気持ちがはしゃいだまま、『青柳さん』のショートストーリーを書いてしまいました。

時系列でいうと、第3章と第4章のあいだ、彼女を助けだした彼が、警察⇒病院へと付き添っている場面です。

真夜中の病院の裏口で、彼女の検査待ちの彼が、同居する(というか、有無をいわさず連れて帰る)ことを決めて、スミレ&ヒガチカに電話をかけてる場面となります。第6章「スミレ」での会話とリンクしています。以下、ご査収くださいませ!


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ゴールデンウィークの深夜、ヒガチカのスマホに着信。一緒に暮らしているスミレがとる。

ス「あっれ、飛豪くん、こんな時間にどうしたの? チカはお風呂だよー」

飛「悪い。でもスミレでちょうど良かった。あのさ、女性の服を揃えたいんだけど、どうしたらいい?(かくかくしかじか)」

ス「身長は? 体型は? あと、どんな子?(ブルベとかイエベとか聞きたい)」

飛「どんな子って……普通にカワイイよ」

ス「(知りたいのはそこじゃねぇ。)……肌の色は白い? 日焼けしてる感じ? シルバーとゴールドだったら、どっちが似合いそう?」

飛「色白。シルバーの方が合いそう」

ス「(酔っぱらってるから調子に乗ってきた)で、胸のサイズは?」

飛「は?」

ス「胸のサイズ。おっぱい。(言うかな、言うかな、ワクワク!)」

飛「……その情報、本当にいる?」

ス「いるよ! だって服選ぶのに大事じゃん。どーせ、揉んだり吸ったり摑んだりしてるんでしょー!?」

飛「(こいつ飲んでるな。酔っぱらいマジうぜぇ。)平均的日本人女性のサイズで選んでくれればいい。服屋なんだから、それくらい楽勝だろ?」

ス「(チッ……手強いな、乗らなかったな。)まぁいいけど。飛豪くん、神楽坂だよね。住所あとで送って」


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……みたいな会話の末に、神楽坂のあのお家に一式そろった段ボールが届いたのだと思います。笑。

いきなり浮かれたテンションで書いてしまいました。週なかばですが、皆さまも私も無事に週末まで辿りつけますように!
登録日 2022.05.10 21:56

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2
2022.05.10 23:24
クリオネ
クリオネ

ご賞味くださりありがとうございます☺️

彼は元々、「黙っている」ことはしても「あえて隠す」はあまりしないオープンな人だから、うっかり出ちゃってますね。

スミレは……もう↑のとおりのキャラです。笑。ありがとうございました。

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2022.05.10 22:29
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