恥ずかしい仕事

 出版業界も、TVに負けず劣らず日本人の心の成長を妨害しています。今日はそれを書きましょう。

 高校生のころ読んだ某推理小説に、「私は恥ずかしい仕事をしている、と小説家は思っていなければならない」というセリフが出てきました。当時の私はこれを微塵も理解できず怒りすら覚えましたが、結論は保留することにしました。時代の風雪に耐えた良書ばかりを読んでいた私にとって「理解できない箇所」を目にするのは、日常茶飯事でしたからね。

 そのセリフは、新人推理小説家賞の選考委員長を務める編集長が、若手編集者を諭す際に使った言葉でした。選考委員でもある若手君も、編集長の言葉を理解できないようでした。実はそれ、近況ボードに以前書いた「いかりや長介さん主演の三世代テレビマンのドラマ」と、符合しているんですよ。

 続きは次回に。
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登録日 2022.05.10 06:46

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