3月の3-5週目には椿シリーズの既存三作を連続掲載していました。
https://www.alphapolis.co.jp/manga/80143292/211608428

普通少女と美女美男。周りからは不思議な組み合わせに思われる
椿（つばき）、一鶴（いつる）、結也（ゆうや）の三人の青春物語です。

初作の『椿』は嘗て商業誌で賞を頂いた事もある作品でした。
不安と解放の感情曲線。
小さな御話ですが、自身でも纏まった作品であったと感じます。

『一鶴』は前作から遡って中学時代、一鶴と椿が初めて出逢った頃の御話です。
真山一鶴という少女の歩んできた人生が、もう一人の少女との出逢いでどのように変化するのか。
結也とその妹達も登場します。

『結也』は再び高校時代。
彼が幼馴染である椿を異性と見るべきなのか、そこにある”試み”をする御話です。
個人的に椿シリーズで一番”面白い”作品としてのネーム力がある一作と自負しています。
ただ、当時イベント合わせで物凄い短期間で作画したために画面は弱く。
今回1頁目と表紙のみ描き直したものの、やり始めるとキリがないため以降はそのまま公開しました。
これはこれで今となっては味を感じるのですが、読まれる方にとってはどうでありましたでしょうか。

これまでと同様、描き下ろし表紙と特典満載の電子書籍新装版も刊行しております。
❖椿
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=471959
❖一鶴
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=471960
お気に召しましたら是非お求め下さい。
新装版のみの様々をお楽しみ頂けるかと存じます。

『結也』の新装版は、先述の理由で未刊行です。
全頁の描き直しになりますので、機会を作って手をつけたいと思います。
その際にはまたお知らせ致しますね。