読書感想文
角田光代さんのロック母所収『爆竹夜』を読みました。
なかなか面白かったのですが、爆竹のようには爆ぜなかったのは少し残念でした。
主人公は、人のあまりいないはずの旧正月なのに、どこもかしこも押し合いへし合いしてごった返している上海に旅行なのかなぜか来ているのですが、言葉が通じないことをいいことに、というか日本人自体を小馬鹿にしていているのか、お粥の値段を間違えて100倍のお金を支払ってしまう主人公に対してその差額を支払うことなく更に価格を誤魔化し続けて支払いを要求して嘲笑うであるとか、切符の購入の列に横入りするのは当たり前、横入りされた方がバカなんだという民度のあまりの低さに閉口してしまいます。
有料の公園でトイレに入った主人公は、その悪臭と個室などない溝だけ掘ってあるトイレの仕様に衝撃を受けます。
そして、男性である主人公は女性になりすまして、女性用のトイレに入り、無防備に晒されているであろうケツを好きなだけ眺めてやろうと思い立ち、女装して街をそぞろ歩くのですが...
やはり、作者様が女性ですので読者が一番どうなるか知りたいであろうエグいシーンは描写されていないのですよね。
さんざっぱら日本人である為かバカにされて、現代では考えられない仕切りも扉もないトイレを知って、女装して中国女のケツを見て、憂さ晴らししてやろうという流れは自然だったのですが、事の顛末を書くつもりもないのに、女装して覗きをするというアイディアをなぜまた採用したのでしょうかね。
久能整くんにも意見を聞いてみたいですw
なかなか面白かったのですが、爆竹のようには爆ぜなかったのは少し残念でした。
主人公は、人のあまりいないはずの旧正月なのに、どこもかしこも押し合いへし合いしてごった返している上海に旅行なのかなぜか来ているのですが、言葉が通じないことをいいことに、というか日本人自体を小馬鹿にしていているのか、お粥の値段を間違えて100倍のお金を支払ってしまう主人公に対してその差額を支払うことなく更に価格を誤魔化し続けて支払いを要求して嘲笑うであるとか、切符の購入の列に横入りするのは当たり前、横入りされた方がバカなんだという民度のあまりの低さに閉口してしまいます。
有料の公園でトイレに入った主人公は、その悪臭と個室などない溝だけ掘ってあるトイレの仕様に衝撃を受けます。
そして、男性である主人公は女性になりすまして、女性用のトイレに入り、無防備に晒されているであろうケツを好きなだけ眺めてやろうと思い立ち、女装して街をそぞろ歩くのですが...
やはり、作者様が女性ですので読者が一番どうなるか知りたいであろうエグいシーンは描写されていないのですよね。
さんざっぱら日本人である為かバカにされて、現代では考えられない仕切りも扉もないトイレを知って、女装して中国女のケツを見て、憂さ晴らししてやろうという流れは自然だったのですが、事の顛末を書くつもりもないのに、女装して覗きをするというアイディアをなぜまた採用したのでしょうかね。
久能整くんにも意見を聞いてみたいですw
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登録日 2022.04.10 15:05
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