頁007×:あなたにバタフリャイ 前
繁華街を歩いている時のこと。
自分よりかなり先を歩いている女性に目が止まった。
最初自分でも何が気になったか分からなかったけど、丁度わしとその人の間の人混みが無くなり、後ろ姿がすべて見えた時理解した。
腰になんかいる…!?
その女性はベージュのコートを着てたんだけど確実にコートの一部ではない黒い物体が腰の辺りでゆらゆらしていた。
蝶…?
一瞬そう思った。その物体は花に止まった蝶の羽根みたいに閉じては左右に開いたりしていたからだ。
いやいやいや有り得ないでしょ。
だって最大に広がった大きさは女の子の浴衣の帯リボンくらいある。本当に蝶だったらバイオハザードだ。
じゃあ飾り? ベージュのコートの腰に巨大な黒い蝶?
うあ悪趣味。
勘違いセレブだってまだ節操あるぞ。
とにかく気になって仕方ないので、自然な競歩で急接近。
そしてそれはトンでもないものだった!!!
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登録日 2022.04.06 15:09
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