『転生しました。』第六章完結!
ワンエピソードを色々考えてたらこんな短いことになってしまった。
一応これで六章は終わりにします。
六章に関してですが、妹ネタはこの小説を書き始めた時から決めていた設定とお話でしたので、わりかしサラッと書けました。
ただ、その他の話は六章を書き始める直前くらいに決めていったことが多かったのでかなりブレブレなとこが多く、色々難儀な章でしたね。
例えばウジューヌ先生は元々男性だったのを女性にしたり、クーテ先生の家族が遊びに来る話をやめにしたり、あれやめたりこれ入れたり……………。
アオのお母さんとお父さんの設定は逆だったりもしてました。
次は最終章。
パストの過去とか含め伏線らしきものも回収していきます。
あ、オリガ一家もようやく登場しますし、珍しくパストが話に関わってくれるようになるので(というか強制)登場人物もかなり増えます。ただし視点はパストですのであしからず。
では、今月中に開始予定の最終章にてお会いしましょう。
以下没ネタ。
ご興味があれば。
☆異世界の道を行く☆
『今日はソヴィレシア王国の王都の道を辿ります』
画面から聴こえるのはパストの声。
ノリでやってたけど全く似ていないな。
むしろ寒い。
『ソヴィレシアに数ある道の中で、最も多くの人が行き交いする道、それは王都ニラタナの中心街を走る道だろう』
「ねえ、人がいるにはいるけど変な防具つけた人や、明らかに堅気じゃない人ばっかりじゃん」
「いや深夜だから。ろくなのがいないの当たり前だろ」
ぼんやりとした灯りに照らされて浮かぶのは、昼間とは打って変わって、アダルティな感じになっている。
あ、遊廓の人が声かけてきた。
あ、スリだ。
あ、強盗だ。
…………あんま気にしてなかったけど、結構治安悪いな。
『そんな中心街を抜けて一歩脇に逸れれば、何にも無いただの道です』
まあ何にもないと言っても家くらいはあるけどな。
『その道の果てに一軒の家。ここが私、パストの家です』
普通の一軒家がテレビ画面にあらわれた。
街灯に照らされているから見えなくは無いが、少し不気味だな。
ぼんやりしているのにやたらと存在感は感じる。
庭も広いから余計にそう見える。
『では中に入ってみましょう』
言って中に入ると、玄関でアオが立っていた。
『何してるんですか、師匠』
これで終わりです。