はじめまして、槙野 シオと申します。

弊小説をお読みいただきありがとうございます。

はじめて「近況ボード」というシステムを利用するのですが、投稿はすでに三十二話目となっております。

近況ボードで物語の設定などをお話できたらいいなあと思いつつ、最初はやはり登場人物の紹介をさせてください。

一話冒頭から登場する「藤城 湊」ですが、実は彼が主人公というわけではありませんでした。この物語を書き始めた当初は、一話毎のタイトルに登場人物の名前が付いていて、その人物の一人称で文章を書いていました。

それがとても難しいと気付くまでに、さほど時間は掛かりませんでした。

人物の一人称で物語を書くということは、文体から呼称からすべてが変わるわけで、それをきっちり書き分けられるだけの技量が果たして自分にあるのだろうか…………ない。

なので、一番平凡な藤城 湊が語り手となることが多くなり、なんとなく彼が主人公のような立ち位置になって行ったのでした。The 見切り発車の弊害。

というわけで、一番手はこやつ。



── 藤城 湊　ふじしろ みなと
3月3日生まれ　魚座　AB型
164.4cm　45kg

都内某進学校に通う高校生。童顔で女顔のうえ身長が低く痩せていることにただならぬコンプレックスを抱くが、性格は現実主義で割と厳しめ。同性愛者であることを受け入れられず、人付き合いが苦手。趣味もなく他にすることがないという理由から勉強に勤しんだ結果、全国模試で一位になるほど優秀だが本人はそのことにあまり興味がない。

博愛主義ではあるが、感受性が強いため感情移入しやすく流されやすい。

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次回は久御山の紹介をしたいと思います。
お手隙のときにでもお付き合いいただけますと幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。