こんにちは。作者のクサナギ・モトハルです。
　この『Ｓ＆Ｆ！』も第３夜（第３章）のⅥまで書きあげ、先ほど公開することができました。
　しかし、なんということか、ここまで進んでもストーリーとして「お色気シーン」はもちろん、「活劇シーン」さえロクにないという展開に、作者自身が首をひねっているところがあります😅

　確かに今のエピソード（アンジェリーナ失踪事件）は、基本的に物語世界とその主要登場人物たちの紹介が目的のひとつでしたが、ハッキリ言ってこんなにもキャラクター同士のやり取りだけでストーリーが進むとは思っていませんでした。
　
　そして実は今、ＢＧＭとして、私の部屋の中では『となりのトトロ』だったり『紅の豚』だったりといったジブリ（宮崎）アニメの音楽が流れているんですが、「サイバー系近未来アクション」作品が好きだとか言いながら、一方で私自身、ジブリ映画にも強く惹かれてしまっていることを認めなければなりません😆
　さらに個人的には、ジブリ（宮崎）アニメの最大の魅力は「日常風景の描写」にあり、極論すれば「食事シーン」こそが、「飛行シーン」と並んで宮崎駿監督の才能が最も爆発する（した？）部分だと言ってもいいんではないかとさえ思っています。

「宮崎監督を目標にする」なんて恐れ多いことはとても言えませんが、「サイバーパンクな近未来世界における日常風景とキャラクターの姿」が、あるいはこの『Ｓ＆Ｆ！』という作品の特徴の一つかもしれず、少なくとも、ただ単に銃撃戦や陰謀劇でサイボーグやエスパーが大暴れするだけの作品にならないことは確かなようです。

　もし読者の皆様にして、こんなお話でも気に入ってくださったら、私としては本当に嬉しく思います🐦🎵
　どうも失礼しました。それでは、また🌸