「カムダネオリ」ある村落の奇習　～神が宿った三人の少年と交わる人妻の淫穴から溢れ出す聖なる白濁液～

　「昔の文豪テイストのエロ小説」という。なんとも実験的な本作。
　冒頭三話ほどは完全エロ無しにも関わらず、なかなか好調で嬉しい限りです。
　第四話辺りからちよっとずつイヤらしくなります(笑)

　思いつきで書いた割には成功かな・・・そんな気がします。

　さて、日本の風習についてのある本を読んでいて知ったのですが、

　「ツイてる」

　・・・という言葉「ヤフオクで、欲しい物がタダみたいな値で落札出来た！今日はツイてるな！」

　みたいに使用しますが、この「ツイてる」っていうのは「憑いてる」だというのです(笑)
　要するに管狐や犬神など、超自然的な存在が自分に憑いて福をもたらしている状態・・・の意だそうです。

　元は、急速に財をなし成功した、いわゆる「成金」の人達に「あいつには犬神が憑いていて、それで成功したんだ」というレッテルを貼る、半分ヤッカミと蔑みの意識が現れた言葉だとか。

　・・・・面白いと思いました。