遅い時間に失礼いたします。
7章が昨日のおまけでお終いになりましたので、本日からは8章をお送りいたします。
遊びの多かった年末年始とは違い、今回は真面目な事件のお話です。

▼8章：亡霊は夢を見る　あらすじ
帝国の北、スノーネル。ここは17年前まではノーラントという王国だった。
帝国の手によって滅ぼされたこの土地は既に帝国を受け入れ穏やかなのだが、かつての国軍を主軸としたテロリストもいる。
このテロリスト達の動きが活発になってきたという話を聞き内部調査を行っていた暗府副官ネイサンだが、連絡が途絶えてしまう。
事件と息づけた騎士団はランバート達第二、第四師団を編成して北の地を目指す。だが、まんまと敵の策略にハマってしまった。

北の地を舞台に、テロリストと帝国の血塗られた歴史が紐解かれていく。
そしてそれは、とある人物の知られざる過去でもあった。
何かが動き出す、そんなお話です。少し長いです。