ノートルダム

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ホラー作家を目指しています。いつかガ〇ダムのシナリオライターになるんだ。

勇者リターンについて(2)

続きです。

まず、勇者の派遣した国としては、
国王以上に名声を集めたり、或いは国王の権威を脅かす権勢の出現は、
許されないものでした。それが、異世界の一般人ならなおさらです。

戦士は、勇者がくるまでは国の英雄で、栄職にもついていました。
また、貴族としても上位に集団におり、姫君との婚姻を予定していました。
勇者召喚によって、それらが失われつつあります。

魔法使いと神官ですが、
これはどちらの所属する集団が、勇者の召還を行ったかにもよって、
ストーリーがいじりやすいと思います。

神官の場合、当然「神の意思」が介在する可能性が発生します。
ただ、自身の管理下の世界がピンチだからと言って、
よそから一般人を引っ張ってくるのよな神様は「な〇う」的には邪神と相場が決まってます。

魔法使いの場合は、大体王族の命令です。
定期的に勇者を異世界から拉致しているパターンが多かったと思います。


今回は、神様の意思パターンを採用します。
神様の介在を設定すると、異世界移転系の物語で必ず設定しなかればならない、
下記の2つのポイントを説明しやすくなります。

・努力することなく手に入るチート能力
・ステータスオープンとレベルシステム

邪神パワーです。と書いておけば、疑問を感じることは無いそうです。
さらに主人公を勇者にすることで下記の課題も解決できます。

・異世界転生、転移を簡単に受け入れる
・努力していないのに達観、上から目線

だって勇者だから。

いわゆるお約束というやつですね。

これらは今までの沢山の作品を公開してきてくれた作者と、
読者の間で結ばれた「暗黙のルール」です。



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登録日 2021.08.04 11:35

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