『ラズーン』第一部 15.クノーラスの異変(9)(個人サイトでアップ)
「うっ!」
「ユーノ!」
遠くで響いた微かな声に体は勝手に反応した。それがユーノの悲鳴だと判ずるまでもなく、間近に迫っていたドヌーを屠るという意識さえなく、焦げついた塊に変えながらアシャは走る。
(魅かれる、呼ばれる)
体が意識がユーノの危機に応じてしまう。
「ユーノっ!」
失うかもしれないという恐怖に、悲しみよりも怒りが先立つ自分のまずさをわかっているはずなのに。
(止められない)
「ユーノ!」
遠くで響いた微かな声に体は勝手に反応した。それがユーノの悲鳴だと判ずるまでもなく、間近に迫っていたドヌーを屠るという意識さえなく、焦げついた塊に変えながらアシャは走る。
(魅かれる、呼ばれる)
体が意識がユーノの危機に応じてしまう。
「ユーノっ!」
失うかもしれないという恐怖に、悲しみよりも怒りが先立つ自分のまずさをわかっているはずなのに。
(止められない)
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登録日 2017.05.01 08:53
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