第12回ドリーム小説大賞に「夢の記録」で参加させて頂きました。

　読んで頂いた方、投票してくださった方、ありがとうございました。
　すごく嬉しいです。


「夢の記録」という話は私が初めて書き上げた作品です。
　こちらのサイト、素人の作品を読めて、書ける専門サイトがあることを知り、迷いもせず登録した後、何を書こうかちょっと悩んだ後に最初に選んだ題材でした。

　初めに喜びを知り、悲しみを経験したからこそ気付く小さな違和感。その違和感が積み重なることで不安となり、不安は時間を経るごとに焦燥を呼び、そして、焦燥は恐怖を膨らませていく……。
　そんないつまで消化できない感情の発露の末の作品でした。
　上手く表現できたか分かりませんし、読んで下さった方々は全く違う感想を抱いたかも知れません。
　
　私としては「夢の記録」はハッピーエンドなのですが、とてもそうとは思えない方もいらっしゃることだと思います。
　まさに「終わりは次の始まり」のような終わり方でもありますしね。

　人によっては必ずしもハッピーエンドではなく、楽しいばかりの話ではないこの話を読んで頂いき、その上で投票して頂いたことに本当に心から感謝いたします。
　ありがとうございました。



　最後に産科医に確率の話しをされ、偶然にも「夢の記録」を読まれた方へ
　確率の話として、「100分の1」だとか「64分の1」や、「33分の1」などの話を聞き、不安を抱える方へ
　「100分の1」だということは、「100分の99」は大丈夫だと言うことです。
　「64分の1」なら「64分の63」は大丈夫。
　「33分の1」なら「33分の32」は大丈夫なのです。
　仮に、「何分の1」を引き当てたとして、出産前検査ができるほど、胎児が無事に成長しているのなら、その子は「10分の1」の確率で生き延びることができる生命力の強い子だと、私は思っています。
　殆どの子は初期流産してしまうのですから。
　
　胎児にとって、一番の悪影響は母体が強いストレスを受け続けることだと、私はそう思っています。
　
　それぞれの方に様々な事情があるのは当然だと思います。
　どんな選択をし、決断をしようとも、それは悩んだ末の決断で、その決断を外から口を出される謂れはないのです。
　貴方の決断に後悔がありませんように。