『十分間』4アップ。
「遅いじゃないか!」
水野はベッドの上に起き上がって、いらいらと晶子を待っていた。
眉をしかめたまま、うなるように一言、
「眠れないんだ。薬をくれ」
「すみません。お薬はだめなんです」
「どうしてだ? 昨日まではもらえたぞ」
水野が不審そうに問い返す。
さては説明がされていないのかと思って、晶子は話し出した。
「はい。今日から先生が指示を変えられてまして、お薬はお渡しできないんです」
「眠るなってことか!」
水野は大きな声を出した。
「患者を眠らせてくれないのか!」
水野はベッドの上に起き上がって、いらいらと晶子を待っていた。
眉をしかめたまま、うなるように一言、
「眠れないんだ。薬をくれ」
「すみません。お薬はだめなんです」
「どうしてだ? 昨日まではもらえたぞ」
水野が不審そうに問い返す。
さては説明がされていないのかと思って、晶子は話し出した。
「はい。今日から先生が指示を変えられてまして、お薬はお渡しできないんです」
「眠るなってことか!」
水野は大きな声を出した。
「患者を眠らせてくれないのか!」
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登録日 2017.04.25 21:20
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