『ラズーン』第一部 14.ダノマの赤い華(4)アップ。
「どなたなの、アオク」
細い声で尋ねるのに、アオクは安心させるように笑って振り返ってみせ、
「客人だ。問題ない。ユーノ、それにアシャだ」
「驚かせて申し訳ありません」
アシャの声に相手はほっと軽く吐息をついて微笑み返す。
「ボクらは、アオクの家に泊めてもらっているんです」
「そう、ですか」
ユーノのことばにおどおどと頷いた。
「紹介しよう」
アオクがその華奢な肩をそっと抱き、向き直る。
「エキオラ………第三王子クノーラス様に嫁ぐ、俺の幼馴染みだ」
細い声で尋ねるのに、アオクは安心させるように笑って振り返ってみせ、
「客人だ。問題ない。ユーノ、それにアシャだ」
「驚かせて申し訳ありません」
アシャの声に相手はほっと軽く吐息をついて微笑み返す。
「ボクらは、アオクの家に泊めてもらっているんです」
「そう、ですか」
ユーノのことばにおどおどと頷いた。
「紹介しよう」
アオクがその華奢な肩をそっと抱き、向き直る。
「エキオラ………第三王子クノーラス様に嫁ぐ、俺の幼馴染みだ」
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登録日 2017.04.22 11:08
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