ケンちゃん
「比呂ちゃん、ご無沙汰〜」

比呂乃
「ケンちゃん！やっと来てくれたの？」

ケンちゃん
「うん。いい店できたじゃん！」

比呂乃
「借り物だけどね。それはそうと、あれ。」
と、店の奥のソファに沈む貴和子に目を遣る。

ケンちゃん
「貴和ちゃん、どったの？」

比呂乃
「ライト文芸大賞、応募したけど、誰もお気に入りに登録してくれないってイジケてるのよ。」

ケンちゃん
「あちゃー🤷‍♂️かわいそうに。
オイラも協力するよ。ポチッと。」

比呂乃
「ありがとう、ケンちゃん」

ケンちゃん
「これで、お気に入りの人数増えたはず・・・、あれっ」

比呂乃
「どうかした？」

ケンちゃん
「お気に入りに登録した人、1人のままだよ〜😭」

比呂乃
「やっぱり、そうかー。私たち同体だから、何人集まっても一人なのねー。」

ケンちゃん
「なのねー。」

なんとかしなきゃと、大賞レース後半の5月半ばに、脳内キャラを集めて、決起集会を開く比呂乃さんいや貴和子さんでありました。