深月(由希つばさ)

深月(由希つばさ)

ファンタジー小説『からくりピエロと大罪の姫』『魔法使いと業火の娘』『葬送のレクイエム─亡霊剣士と魂送りの少女』を載せています。

【SS付き♪】小説『魔法使いと業火の娘』読者様5000人感謝(*^▽^)/★*☆♪

アモル:「なになに、今度の劇は‥‥『白雪姫と七人の小人』?」

ダイス:「そんなに配役いねーだろ?」

マクウェル:「ふっふっふ。大丈夫。まず、白雪姫役はリリーさんで、王子役はアモルでしょ?──で、意地悪な継母役はガブリエラ‥‥」

ガブリエラ:「なんで今回も継母役なのよ!?(怒)」

マクウェル:「まぁまぁ、落ち着いて。ダイスの隠し撮りプロマイドでもあげるから」

ガブリエラ:「‥‥っ!(胸キュン!)‥‥し、仕方ないわね、今回だけは見逃してあげるわ(いそいそとしまう)」

アモル:「それにしても、あと小人役が7人だろ?ダイスとティナを入れるとしても、5人足んないぞ」

マクウェル:「ふふふ、任せて。そこはちゃんと考えてあるから。まずベシルバードさんと顧問のフロリンズ教頭でしょ」

ベシルバード:「ふむ。大人のおじさまの色香が必要かね?」

フロリンズ教頭:「‥‥学校行事とあらば仕方ありませんね(眼鏡キラーン)」

マクウェル:「『誘惑をささやく悪魔』さんに──」

悪魔:「クックックッ。オマエノ願イヲ叶エヨウ‥‥」

マクウェル:「『子どもアモルの夢に出てくる亡霊』さん──」

亡霊:「サァ、我ヲ受ケ入レロ‥‥我ヲ‥‥」

マクウェル:「──それに、『ワーグナーの魔女』さん!」

ワーグナーの魔女:「地獄の業火に焼かれて燃え尽きるがいい!おーっほっほっほ!!」

ダイス:「ちょっ‥‥待った待った待った!後半の配役がおかしい!」

アモル:「お、悪寒が‥‥」

リリー:「というか、軽く本編のネタバレしてません?」

ベシルバード:「ふむ。私は白雪姫を大人の色香に目覚めさせよう」

フロリンズ教頭:「では、私はそんな白雪姫の生徒指導を」

悪魔:「クックックッ。白雪姫ノ願イヲ叶エヨウ‥‥」

亡霊:「永遠ノ眠リニ、ノミコマレル前ニ、我ヲ‥‥」

ワーグナーの魔女:「おーっほっほっほ!白雪姫に禁忌の黒魔術を‥‥!!」

ダイス:「だーっ!あぁもう、話変わってるって!どうすんだよこれ‥‥──マクウェル?」

マクウェル:「そっか、そういう展開があったか!早速、台本を書き換えて‥‥──」

ダイス:「マクウェル、眼を覚ませー!!」

※この後、企画はボツになりました。
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登録日 2021.04.05 07:43

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