夏本ゆのす(香柚)

夏本ゆのす(香柚) (著者名:夏本ゆのす)

2018年三月に「異世界召喚に巻き込まれたおばあちゃん」が書籍化しました。

祝5000!(お気に入り)&祝10万字(笑)

読んでくださってありがとうございます。

なんと、お気に入りが5000を越える事ができました\(^o^)/

そして、折り返しに設定していた10万字を越えました。

これも、応援してくださっていた皆様のおかげです。

ありがとうございます。

頑張って続きを書きます。

応援宜しくお願いします(^人^)



☆☆☆ おばあちゃんのお葬式 1 ☆☆☆

ずっとずっと、一緒にいられると思ってた……
曾孫を抱いて貰おうって、思ってた……

なんで、なんで……

ハネムーンから帰って来たその日。

郵便受けには、おばあちゃんからの手紙が入っていた。

『しんちゃん、おかえり

花嫁さんの姿、綺麗だったよ
これでやっと、ばあちゃんの肩の荷がおりました
ばあちゃんは、お山のお家に帰ります
また今度遊びにいらっしゃい
美味しいお野菜を作ってまってます
脩さんと仲良くしてね
ばあちゃんより』

えっ? いないと思ったら、おばあちゃん引っ越ししたの?!
そういえば、何となく片付き過ぎてる……
やだっ、なんで急にっ?

「脩さん、おばあちゃん引っ越ししちゃった…… どうして……」
「あー、うん」
「なんで驚いてないの?」
「聞いてたもんで」

ずるい、脩さんにだけ言ってたなんて。

「次の連休にでも遊びに行こうか」
「いいの? じゃあ、行ってから文句言うー」

トゥルルー トゥルルー
あ、電話。脩さんがとってくれたみたい。

「えっ…… はい…… ××警察署…… あ、はい……」

何? 警察?

「忍…… 出掛けるから用意して」
「な、何? 警察って……」
「おばあちゃんが亡くなったって」
「何言ってるの?お山の家に引っ越ししたんでしょ?」
「とにかく、行くよ。用意して」
「何かの間違いよ」
「ほら、一緒に行くから……」

警察に行っても、おばあちゃんには会えませんでした。
見せられたのは、おばあちゃんの携帯……

あとは、記憶に有りません そして、今、高天原にいます。おばあちゃんが煙になって……
聞かされたのは、何かの爆発に巻き込まれた事、身体がバラバラで見られる状態では無かった事でした。まだ、良く分かってません。
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登録日 2017.03.28 07:41

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