記憶をさかのぼり、幼稚園時代やそれ以前を思い出してください。その頃は、優しさや思いやりや正直さや勇気を、褒められていませんでしたか？　清く正しい心であることを、親や大人達は褒めていませんでしたか？

しかし小学校に入学し学年が上がるにつれ、勉強やスポーツに秀でた生徒が称賛されるようになりませんでしたか？　高校生ともなれば、そのような生徒ばかりが優遇されていませんでしたか？

そして社会人になったら、お金儲けや出世の得意な人ばかりが脚光を浴びていませんでしたか？　そう、私達は年齢を重ねるにつれ、「心の成長など全く役に立たない」生活を、するようになって行ったのです。

なんて発言をしたら、「それのどこが悪いの？」や「早く大人になれよ」と上から目線で諭されるのがオチでした。確かに今までは、それが現実だったでしょう。しかし今回の米大統領選挙が、その問題点を白日の下に晒したのです。

ディープステートと呼ばれる者達は中国共産党を介し、前回書いた地位菱形と学歴菱形の、上位の者達を仲間にしていきました。連邦議会議員や上級役人、経済界の大物に主要マスメディア、そして学者や有識者といった二つの菱形の上位を占める人達の中から【心の未熟な者】を選別し、買収やハニートラップ等々をしかけ、篭絡していきました。その結果、今回の米大統領選挙は、米国史上空前の不正選挙になってしまったのです。私はここで今一度、前々回の冒頭部分を書きましょう。

記憶力が良くても頭の回転が速くても緻密な理論思考ができても、心の未熟な人は、今回の米大統領選挙に危機感を抱けません。

続きは、また明後日に。