深月(由希つばさ)

深月(由希つばさ)

ファンタジー小説『からくりピエロと大罪の姫』『魔法使いと業火の娘』『葬送のレクイエム─亡霊剣士と魂送りの少女』を載せています。

小説『魔法使いと業火の娘』読者様2000人突破♪♪

おかげさまで『魔法使いと業火の娘』の読者様(ユニークアクセス)が2000人突破しました(*^▽^)/★*☆♪
恒例になりつつある、感謝SS企画をお届けします♪♪それでは、どうぞ~(*´ω`*)


子どもリリー・子どもアモル:「「はぁ‥‥」」

マーガレット:「やぁね。どしたの、ふたりとも。十歳児のくせにため息なんかついちゃって」

子どもリリー:「今、ふたりで主人公はつらいよって話してたとこ」

マーガレット:「‥‥へ??」

子どもアモル:「どう考えても、主人公なのが諸悪の根元なんだと思うんだよ。なまじ設定が凝ってるから、史上最年少の魔法使いなんかになって、朝から晩まで勉強漬け。主人公じゃなかったら、もっとラクでお気楽な人生だったと思うんだよな」

子どもリリー:「勉強ならまだいいですよ!おらなんて親に売り飛ばされたんですよ?朝から晩まで炊事・掃除・洗濯!おらだって、遊びたーい!」

子どもアモル:「僕だって遊んでるわけじゃないぞ。立派な魔法使いになるために勉強・勉強・勉強‥‥」

マーガレット:「こらこら。ケンカはやめなさーい」

子どもアモル:「マーガレットはいいよな。使用人だから勉強しなくてよくて」

マーガレット:「は??」

子どもリリー:「親に売り飛ばされるなんて設定もないしねー。脇役はお気楽でいいですよねぇ」

子どもアモル:「ほんとに。脇役ってうらやましいよなぁ」

子どもリリー:「ねー」

マーガレット:「さっきから脇役脇役って‥‥どうせ私は
脇役ですよ。本編では再登場の予定もない端役ですよ‥‥(プルプル)」

子どもアモル:「‥‥うわ、マズイ」

子どもリリー:「あ、あれ?マーガレット、怒った?」

マーガレット:「あんたら、今すぐ主人公代わりなさい!私がどんだけ血のにじむような努力してSSに出たかも知らないで~~~!」

子どもアモル:「ぎゃあ、ホウキ持って追っかけてきた!」

子どもリリー:「マーガレット、ごめんなさーい!」

マーガレット:「こらーっ、待ちなさーい!!」
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登録日 2020.09.26 22:51

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