獅東 諒

獅東 諒

基本、純文学以外は何でも書きます。 元々はライトSF、怪奇、推理小説をメインに書いていましたが、最近はもっぱらファンタジーを書いています。

「モブ令嬢の旦那様~」第88話を投稿しました。

「皆様、おはようございますフローラです。第88話が投稿されました」
「おはよう、フローラ」

「おはようございます、旦那様」
「しかし、エヴィデンシア家の血族にもあのような方が居たんだね。俺はエヴィデンシア家の人間は皆、人が良いばかりなのかと思っていたよ」

「私も初めてお会いいたしましたが、家を出た後に苦労なされたのかも知れませんね」
「ああ、次男だもんね。俺も本来だったらそうなってたかも知れない訳だ。でも男爵にまでなっているんだからそれなりに栄達したんだよね」

「しかし、継爵権がございませんので、ご家族は大変でしょう」
「ワーナー殿が騎士爵の位を得ているからとりあえず、貴族名は名乗れるんだよね」

「はい。ですが……」
「どんどんじり貧になっていくわけだね」

「王国も、貴族が増えすぎても困りますし、色々とバランスを取っているようです」
「合爵なんかもそうなんだよね。しかし、家を維持するために子を沢山作っても継承できるのが一人っていうのが辛いところだよね」

「そうですね。ですが子に情けを掛けて財産や領地を分け与えて、それが原因で滅んだ家が昔は多かったらしいです」
「その結果が、今に至っているわけか……」

「ファーラム学園は、その家を継げない子たちのためにも道を残そうと創設されたのでファーラム様には感謝しなければなりませんね」
「あの方も、たしか跡取りではなかったんだよね。だから学園を考えたのかね」

「それもあるかも知れませんね。それでは皆様、次回の投稿報告でお会いいたしましょう」
「それでは」
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登録日 2020.08.30 08:06

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