「おはようございます、フローラです。第六話が投稿されました」
「おはようフローラ」

「旦那様……何か嬉しそうですがどうなされたのですか？」

「ふっふっふっ、フローラ。朗報だ。作者のヤツが『婚姻の義を書いた方が良いかもしれない』と言っていた！」
「えッ！？　本当ですか！　でも一体どうして？」

「なんでもこの世界の情報を学園生活が始まってから書こうかと思っていたら、思った以上にフローラが学園生活を始めるまでの話数が掛かってしまいそうだからって」

「そうなのですか。確かにここまでの話では出てきていませんが、七大竜王様や六大精霊様の話はこの世界の常識ですので……ああ、それで婚姻の義なのですね」

「ああそうだね。婚姻の義では七竜教や精霊教会の話を書きやすいいよな。そもそも、俺たちの国、オルトラントが白竜様の加護を受けているとか、大陸中央の円環山脈とか、今のうちに知っておいた方が良い情報が書かれてないもんな」

「そもそもですが作者様は、書き始める前に、私の学園生活が何話から始まると思っていたのですか？」

「第五話を予定していたらしいよ」
「それで、いまは何話くらいになりそうなのですか？」

「俺がそれを聞いたら『え～～っと、継爵手続きだろ、それから、寄宿舎の住人募集、フローラがあの人に会って～～、……あと五話くらいで学園に通えるかも？』って言ってたから、下手をするともう少し掛かるかもね」

「はあ……そうなのですか。私はいまは旦那様と一緒に居られれば、それで幸せですので……その、学園通いが始まるのはいま少しかかってもかまいませんよ……（真っ赤）」
「……フローラ（こっちも真っ赤）」

「あの旦那様、少しお庭を散策でもしませんか？」
「……そうだね」

「……それでは皆様、また次回の投稿でお会いましょう」