モミアゲ雪ダルマ

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「狐耳と行く異世界ツアーズ」⇒2020/1/29 裏章・白の篇完、2/9 妖精郷閑話編開始。 「悪魔さんの異世界体験記」⇒現在休止中。

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「狐耳と行く異世界ツアーズ」第322話、投...

 春の訪れを錯覚させよう生温かな心地の中にも幽かに留まる、冬の残り香。そんな柔らかなようでいて半端な寒さを感じる最中、俺とピノは仏頂面にも互いを責めるように指差...
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登録日 2018.02.12 12:40

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第320話、投...

 元は内輪の話であった査定会が中途に終わり、あの長いようであっという間に過ぎていった短い逢瀬の夜。それから、数日程が経過した。
 それから今に至るまでの流れとし...
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登録日 2018.02.06 18:02

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第319話、投...

 身に寄せる衝動にひとしきりを叫んだ後、我に返った俺の視野へと映ったのは――朝ぼらけに雲一つのない快晴。俺は、一体何を……。
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登録日 2018.02.01 21:51

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第318話、投...

 残された魔狗とて、やはり頼太。その、どうしようもない程に諦めの悪い在り方は健在だ―――
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登録日 2018.01.27 23:57

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第317話、投...

 共に往くというのであれば、君の時間を貸してほしい。
 これからあの子が歩む道はきっと、辛く寂しいものだと思うから。

 一つの決着がついたその後に、残されたモ...
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登録日 2018.01.26 22:52

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第316話、投...

 嘘、偽り、はたまた欺瞞。
 文字に表してみればいずれも昏くどろどろとした、宜しくない印象だ―――
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登録日 2018.01.21 21:30

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第315話、投...

 つい先程に、黒き影を従える魔狗自身より伝えられた真実。
 その内容に妖精郷の現代表である巫女は目を瞠り、傍らでは蒼き守の任にある者が存外に落ち着いた素振りで悪...
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登録日 2018.01.11 13:01

「狐耳と行く異世界ツアーズ」お正月番外編...

 ちょっとばかり例年とは雰囲気を変えつつ、あけおめッス!
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登録日 2018.01.03 23:57

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第313話、投...

 見上げる先には、黒き影。それは何を語る事もなく、何をしようにも自分は常に、独り。あくまで賑やかしを買って出たに過ぎない――そう、考えていた。
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登録日 2017.12.17 23:29

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第312話、投...

 向かうは二人、対するもまた二人。幾合かとなる魔爪同士のぶつかり合いは、周囲に砕け散り逝く魔気の残滓を散りばめ繰り広げられる。今こそ奴との、そして自らの終わりへ...
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登録日 2017.12.12 00:47

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第311話、投...

 二つの影を伴い「俺」そのものが姿を見せる。受けた動揺は思いの外少なく、平坦。
 それでも、俺の為すべきは――その矢先に訪れた異変。
「何故、手前ぇがここに居やが...
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登録日 2017.12.04 18:41

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第310話、投...

 エイカの容態が小康状態となり、本格的に質疑が開始される。
 まず真っ先に口火を切ったのは、意外にも釣鬼。皮肉にも仮初の影なる自らへ対する矛先が向かない事に内心...
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登録日 2017.11.27 00:16

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第309話、投...

 事が終わったその後に、シノビの連絡員が場へと現われる。
 一方ではエイカの容態に起こる異変。状況は今なお予断を許さずに―――
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登録日 2017.11.22 01:14

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第308話、投...

 激昂した白虎の手により吹き飛ばされた、白の巫女守。その舞台の裏側では、歪んでしまったミキの想い以上に見苦しいまでの俗な争いが繰り広げられていた―――
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登録日 2017.11.17 21:20

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第307話、投...

 蒼の巫女守が樹牢の虜となり、紅の巫女守が去ったその後に。
 動揺を隠し、フェアリーガード達へ事後処理の指示を出す巫女へ、糾弾の言は突如として投げられた―――
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登録日 2017.11.13 23:22

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第306話、投...

「コノ躰ハ、モウ限界ダ――」
 地面に倒れた黒い影。それを見下ろすあの子の目には、とても深い憂いが見えていて―――
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登録日 2017.11.09 23:58

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第305話、投...

 モノケロスの巨体を丁重に弔った後となり。ふと呟かれる言葉に、空を見上げる影法師。そこに映ったのは、途切れる筈の無い、雲の切れ目―――
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登録日 2017.11.07 23:41

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第304話、投...

 立ちはだかる巨体は過去の躯。濁った瞳に映されるは、苛烈なまでの人族への憤怒。その、顕れだった―――
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登録日 2017.11.02 23:16

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第303話、投...

 悪戯好きの最たるものを捕獲すべく、外に出るもそこは見渡す限り、空虚な間。人ひとりさえ見えない場には、ただそよ風の如く囁く声だけが流れていた―――
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登録日 2017.10.27 21:54

「狐耳と行く異世界ツアーズ」第302話、投...

 あれ程頼太へ敵愾心を燃やしていた、蒼のマニが、何故だか強引なまでに言い寄ってくる、理由。
 その話が真実だとすれば、今ここにいる、この俺は―――
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登録日 2017.10.23 08:01
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