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――当面のライバルである、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズとの試合ではローテーションを再編成することもあり得ますか?
髙津 ローテーションに関して言えばあり得ます。でも、それは「これからのことを考えて無理はさせたくない」という意味でもあるし、「この投手をこの相手にぶつけたら、どうなるのだろう?」という意味合いもあります。
――8月からは、E・ロドリゲス投手が新加入しました。9日の広島東洋カープ戦での初登板は初先発初勝利。続く17日は敗戦投手となったものの、6回を投げて3失点で自責点1という成績でした。さらに、24日の巨人戦でも粘り強いピッチングを見せましたが、6回で突如崩れ3者連続四球で降板という結果でした。彼については、どのように見ていますか?
髙津 まだまだ、彼本来の調子ではないと思います。まだ少し遠慮している部分もあるし、新しい環境に慣れていない部分もあると思います。だから、希望も含めて、「もっともっとよくなるんじゃないのかな」という感触は持っています。
――どういう点に、可能性を感じますか?
髙津 彼と初めて対面した第一印象として、「意外とデカいな」と思いました。やっぱり、日本人とは異なる骨格を持っていて、バッターからするとイヤな角度を持っていますね。僕は打者でもないし、打席に立っているわけでもないけど、上から投げ下ろす、あの角度はすごく魅力的だと思います。
――ホークアイなどの数値を見ても、回転数、ホップ成分など、非凡なものがあると聞きました。
髙津 詳しくは言えないですけど、真っ直ぐの数字であったり、変化球のスピン量であったり、スタッツを見ていても期待できる点が多くありました。そういう点を考慮して獲得を決めたわけですけど、「これはいいんじゃないか」という思いはありますね。僕らとしては「もっとこういう変化球を投げてほしい」という思いもあるけど、その点も含めて、「まだまだ伸びるんじゃないか」という可能性は感じています。