そうは言っても、何事にも例外はあるもので。
昔のことを掘り返してネチネチ言ってくる人とか、何度もネタにしてからかってくる人も、たまにいます。
そういう人への対処法は、ズバリ慈愛の心です。
あなたはどうやら疲れてらっしゃる、と。
私のこんなくだらない失敗をいつまでもおもしろく感じるほどに、つまらない日常を送っていらっしゃる、と。
それはとても不幸なことですね、と。
なので、それであなたの気が済むなら、好きなだけネタに使ってください、と。お好きなだけ笑ってください、と。少しでもあなたの気が晴れるのならば、こんなにうれしいことはありません、と。
責めてくる人やからかってくる人ごと受け入れ、大いなる愛で包み込んであげるのです。これはとても難しいのですが、無理やりにでも、私は思うことにしています。
抵抗するから苦しいのであって、受け入れてしまえば痛みはウソみたいに消えます。それどころか、人助けしているみたいな、電車でおばあちゃんに席を譲ったときに感じるような、なんかちょっといい気分になったりします。ああ、この人が楽しんでくれてるみたいで良かったと。
とにかく、失敗した直後は難しくても、一晩ぐっすり寝て起きたら、自分の気持ちも少し落ち着くもの。難しく感じても、このような考え方もあるんだなと知ってもらえれば、良いと思います。
気にするなって言われても気になるし、考えるなと言われても考えちゃうから悩んでるんだろうが! と思われるかもしれません。とはいえ、少しだけ視野を広く持ち、そのような考え方もあるんだな、と知っておくことは大切です。
もちろん、知ることとできることには隔たりがあります。それでもまずは知って、真似することで、少しずつできるようになっていくのです。
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コミュ障で本当に辛い思いをしている人たくさんいると思います。私も同じように悩んで、苦しみ続けてきた人間の一人なのでよくわかります。完璧じゃないですが、克服できたこともあるので、同じように悩んでいる皆さんに、多少は参考にしてもらえるところもあると思います。ぜひ一度、お手にとって読んでみてください。
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・「やっちゃった」と何度も思い出すことには、デメリットしかない
・そもそも「やっちゃった」ことをあなた以上に気にしている人はいない
・いつまでも失敗をツツいてくる嫌な人は、大いなる慈愛の心で包み込む