読者の方からたくさんのメールをいただきます。拙著の読後感想や、読んでからチャレンジしたことについての報告など、内容は多岐にわたります。その中には、相談のメールもあります。
「もういい年になってしまった。もうやり直しがきかない。どうしたらいいか」
そういう相談です。私は、いつでも人は変わることができると考えています。「もう遅い」とか「後がない」ということはありません。
ただし「振り返りさえすれば」ということです。
ただやみくもにチャレンジするというのは、若い頃だからできること。無謀さは若さの特権です。
年齢を重ねるにつれて、知恵もついてきます。その知恵を棚卸しして、自分がやりたい方向を定めることができれば、いつでも軌道修正することができます。大きく方向転換することもできます。
振り返り、現在地を確認するから、あらためて進路を決めることができるのです。