月が導く異世界道中14
主人公・深澄真(みすみ・まこと)が講師を務めるロッツガルド中央学園は、もうすぐ夏休み! 胸躍らせて休暇の予定を立てていた真は、生徒たちの熱意に押し切られ、否応なく夏期講習を行うことに。一方、レシピのない異世界でカレー作りに苦心していたキーマに光明が――!?
月が導く異世界道中20
謎の傭兵団『ピクニックローズガーデン』を探して、ヤソカツイの迷宮に挑む深澄真とクズノハ商会一行。彼らは奇妙な迷宮の仕掛けに翻弄されながらも、下層へと攻略を進めていく。そんな中、宿で休む真に凄腕暗殺者が接触してくる。六夜(ろくや)と名乗る彼は、冒険者ギルドの誕生に関わる伝説的な存在『始まりの冒険者』の一員であるという。傭兵団との間を取り持ってもいいと真に持ちかける六夜だが、迷宮の二十層で待つ彼の仲間達が真と敵対することになると予告する――!?
月が導く異世界道中13
主人公・深澄真(みすみ・まこと)が魔将ロナと接触していたころ、配下の元冒険者・ライムが消息を絶った。真が調査をしてみると、失踪現場には上位竜の魔力と思われる怪しげな痕跡が……。『月導』史上最凶のクセ者・「万色」(ばんしょく)のルトが満を持して登場!
月が導く異世界道中19
謎の傭兵団『ピクニックローズガーデン』にコンタクトを取るべく、ローレル連邦を訪れた深澄真と従者達。彼らは、件の傭兵団が拠点にしているという迷宮があるカンナオイの街を目指すが、その道中、夜道で襲われていたいろはという少女を保護する。単なる家出少女かと思いきや、どうやら彼女はローレルの名家オサカベ家に縁のある者らしく、一行はお家騒動に巻き込まれる羽目に……。
月が導く異世界道中12
薄幸系主人公・深澄真が人生一のモテ期に突入!? 講師を務めるロッツガルド学園では、妻になりたい女子生徒が鈴なりに。いったい何があったのか!? 一方、料理修業中の澪は いよいよ真にご馳走を振る舞うことになり……。
月が導く異世界道中11
ロッツガルドで学園講師としての生活をスタートさせた深澄真。有望な生徒たちを鍛えつつ、着々と新店舗の開店準備を進めていく。そのころ、ツィーゲの街では従者の巴が何やら企んでいて……。
月が導く異世界道中18
大商人レンブラントが推進する辺境都市ツィーゲ独立計画に巻き込まれた真。彼は、この計画に手を貸すローレル連邦の重鎮彩律から、防衛戦に長けた強力な傭兵団『ピクニックローズガーデン』の話を聞かされる。ツィーゲ防衛の核とするために、この楽しげな名前の傭兵団の協力を仰ぐべく、真達クズノハ商会一行はローレル第二の都市カンナオイへと向かう。しかし、この世界にやって来た日本人を祖先とする『賢人』を特別視するローレルの人々が真を放っておくはずもなく……。
月が導く異世界道中10
ロッツガルド中央学園に入学するつもりが、 手違いで専任講師として就職することになった主人公・深澄真。エリート意識の強い生徒たちと渡り合うべく、ある一計を案じる。いっぽう従者の巴と澪は、それぞれ思いがけない人物と遭遇して……。
月が導く異世界道中17
クズノハ商会代表としての各国歴訪を終えて亜空に戻った真は、自分の商人としての考えの甘さを痛感していた。改めて人の悪意というものと向き合う決意を固めた彼は、ツィーゲの街の有力商人レンブラントを訪ねる。世の中の表と裏を知り尽くす大商人に教えを乞おうとした真だったが、反対にこの街で進行する革命の計画について意見を求められてしまう。発展めざましいツィーゲの街で、クズノハ商会がさらなる躍進を遂げる!?
月が導く異世界道中9
女神に転移させられたリミア王都郊外で命を狙われる主人公・深澄真。敵はヒューマン最強冒険者のソフィアと少年の姿を借りた上位竜・ランサーの二人組。真は事を穏便に収めようと対話を続けるが、あまりの話の通じなさについにブチ切れて……!!
月が導く異世界道中16
リミア王国の大貴族に依頼され、精霊が死に絶えた不毛の湿原――ナイトフロンタルの調査を開始したクズノハ商会一行。早速不可解な現象に巻き込まれた彼らは、拠点の小屋ごと湿原の奥地に転移させられてしまう。調査員達が絶望する中、真は土と火の上位精霊を呼び出し、彼らの協力を取り付ける。呪われた地を解放すべく、精霊を喰らう元凶になっている大樹を目指す一行だったが、そこには思わぬ相手が待ち受けていた。
月が導く異世界道中8
――「見つけた」 新たな従者の識(しき)を伴い、学園都市ロッツガルドを目指す旅の途中。 何者かの声がした途端、主人公・深澄真(みすみ・まこと)が攫われた! 見知らぬ場所で意識を取り戻した真は、いきなりすさまじい殺気を感じて……。
月が導く異世界道中15
リミア王国を訪問中のクズノハ商会一行は、所用があって魔族領内にある小国――ケリュネオンに立ち寄る事に。冬の寒さや豪雪、慢性的な人手不足と色々苦労しているこの国の惨状を見た真は、雪対策に温泉を利用できないかと閃く。一方、従者の巴は真が温泉を掘ったと聞きつけて大興奮。日本かぶれの彼女は、真もびっくりの一大温泉リゾートの開発に乗り出すのだった!!
月が導く異世界道中7
亜空の爆発事故で受けた心の傷を癒す間もなく、クズノハ商会第1号店の開店準備で忙しい主人公・深澄真。権力者からの圧力を受けず、自由に商いができる学園都市ロッツガルドへの進出も目論んでいて……。
月が導く異世界道中6
大商会主レンブラントの恩人になった主人公・深澄真(みすみまこと)は、召喚された異世界で商人として生きる基盤を確保。領主に祭り上げられた亜空も着々と発展し、このほど人外挙げての大宴会が開かれることに。不幸体質のわりに、真の前途は順風満帆のようだけど……!?
月が導く異世界道中5
両親の都合で異世界に召喚されたものの…… 異世界を統べる女神のせいで、勇者をクビなった主人公・深澄真。彼が女神の力で荒野の果てに飛ばされたころ、新たに二名の日本人が勇者として召喚されていた。ひとりは才色兼備の美少女・音無響。もう一方は、心に陰を持ったイケメン・岩橋智樹。異世界で頭角を現し始めた彼らのことは露知らず、真は亜空で起きた困った問題に頭を悩ませていて……。
月が導く異世界道中14
勇者響の待つリミア王国を訪れたクズノハ商会一行。手厚く歓迎されるかと思いきや、真の姿を見るなり巫女が卒倒して大騒ぎに。人の本質を見抜く力を持つという彼女は、真の中に一体何を見たのか。更に、日頃なら主への無礼に容赦のない澪も、巫女を咎める事なく妖しく微笑むのみ。彼らの訪問がただの“ご挨拶”で終わるはずもなく、水面下で様々な思惑が交錯する。
月が導く異世界道中4
両親の都合で異世界の果てに召喚され、無人の荒野から文明都市ツィーゲに流れ着いた主人公・深澄真。街一番の名士レンブラントの妻と娘2人が侵された、最凶クラスの呪病の治療薬を精製するため、豪壮なレンブラント邸を訪れる。無事に薬を完成させ、ほっとひと息ついたのもつかの間、彼女たちに新たな呪いが発動。呪病の凶悪さに心を痛めた真は、解呪を続けるために自身のチート戦闘力を解放して――。シリーズ累計59万部、薄幸系男子が繰り広げるトラブルだらけの異世界放浪記、コミカライズ第4巻!
月が導く異世界道中13
魔族領への訪問を終え、久々に学園に顔を出した真を待ち受けていたのは、部屋いっぱいに溜まった大量の書類。不在の間に彼の講義に関する問い合わせが殺到し、学園の事務局はパンク寸前になっていたのだ。真が生徒の増員を告げると、たちまち僅かな受講枠を巡って乱闘寸前の騒ぎに!? 一方、亜空では新たに出来た“海”への移住希望者の選考も始まって……。真の忙しい日々は終わらない。
月が導く異世界道中12
魔族領を訪れた真たちは、魔王から破格とも言える手厚い歓迎を受けていた。そんな中、真と魔将の親善試合の会場に反魔王勢力の刺客が乱入するという事件が発生。襲撃者は無事鎮圧されたものの、彼らが使った神器により恐るべき上位竜が降臨する。大破壊をもたらすブレスから街を守るため、クズノハ商会一行が立ち向かう!