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序項
きっかけこそ些細なものだった。
見逃してしまうそんなものだからこそ、目を見張っておかなければいけなかったのだ。
彼を支えた一つの心が、また静かに去ろうとしていた。
「そんなことさせるものか」
世界を統べる獣人(じゅうにん)たちは、今日も知らず演じ続ける。
……
作者より
※この小説にはケモノが多数登場します。苦手な方はお気をつけください。
※また、もし何か作中に気になる要素を発見しましたら是非ともお気軽に声掛けください。なるべくお答えします。
文字数 41,487
最終更新日 2021.10.31
登録日 2021.08.27
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