大場  康弘

大場 康弘

小説はリレー的な勝てば官軍だと思っている。というのも、登竜門がそうなので必然的に現代的なサバイバルである。こういう仕掛けがクライアントを熱くさせるので、観念的な競争だ。このサイトもそうであればいい。
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大衆娯楽 完結 短編 R15
拡張された顕微鏡の世界を、ぼくは交番のなかで、一線のひかりのすじも見ないでただ、ただぼんやりと時間がすぎるのを分裂的な重奏を軽視するように、具体的な三月がこんなもんだったから、行方不明とか果てしないとか、くだらない言葉があたまに定着したのはこのころだった。 日本銀行第二支店にチャッカマンをもって青のアメリカンサングラスを装着し、二言目のつぎに、 「バランスはおれにある」 である。 愉快犯であることは間違いないが、しかしなんだっ、日本の心臓がこれほどで揺れるなら志村けんが馬鹿殿様やるくらいたやすい。お前はイージーゲームの参考作を無駄に大量製作する劣化ウランか。全く。いいかい? 夢や希望がないなら、はっきり言えばいいじゃないか。なんだ一体。なぜ交番なんだ。ぼくがそこまで短小なのがわかるなら、はっきりと下等日本人だと言えばいいじゃないか。たいていの人間はできないがね。わかってるかい? ポリープ君。 便宜的にいうが、安い酒ばかり飲むとそういう顔になりそうだ。流失されるのが嫌なら、はっきり言いたまえ。ぼくのネタが2ちゃんねるに初おろしになる日は近いがね。 風はふいてないようだ。焼肉のあじが恋しくなってきた頃、パトカーがきた。介護された老人のように体はおもくなった。境界線は越えたようである。
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文字数 830 最終更新日 2019.06.12 登録日 2019.06.12
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