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人ならぬ存在、「あやかし」の青年玄幽(げんゆう)は平和だが変化のない日々を、感覚を鈍らせ退屈に過ごしていた。ある日彼の住む場所に人間の少女が迷い込んだ。彼女の名は灯火(とうか)といい、あやかし、特に神と呼ばれる者達の間を行き来し手紙などを配達する「言伝え」だそうだ。手紙を彼女から受け取った玄幽の親代わり、高木は自分も手紙を出すから無事届けられるよう彼に灯火の警護を頼む。拒否するも認められず玄幽は嫌々ながら灯火と行動を共にすることとなる。
灯火と玄幽が配達の旅をする中で出会う世界と人々の物語。
登録日 2018.03.21
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