漆黒のだ天使さん

漆黒のだ天使さん

1
「私が殺したその人と探してください」そう願ったその依頼人は、翌日誰かに殺された。  彼女は誰を殺したのか、誰に殺されたのか。一人の探偵がただ一人の女性を求め、かつての足跡をたどる。だがそれは決して真実を暴くためではない。それは罪を癒すため、償いを認めるために、赦しを暴くため。やがて闇の中彼は答えを得る。依頼の通りに、罪の泥にまみれた一人の少女に手を伸ばす。  ―――――反探偵小説を考えて書いたモノですが、結局反探偵ものというも理解できず作った代物でして、内容がいくつか破たんしているのかもしれません。  でも起承転結ができれば物語としては成功したんやなかろうかと思い、世に出しました。お暇なら読んでいただければ。
24h.ポイント 0pt
小説 21,359 位 / 21,359件 ミステリー 564 位 / 564件
登録日 2017.02.11
1