悪役令嬢のおかあさま3
前世でプレイした乙女ゲームの“親世代”に転生した侯爵令嬢のヴァイオレット。しかも将来“悪役令嬢”を生む母になることに気づいた彼女は周りを不幸にしないため、ヒロインの父であり悪役令嬢の父でもある幼馴染みのテオフィルと距離をとるようになる。そんなある日、学園内でヴァイオレットの監禁未遂事件が勃発! アンナの機転でピンチを逃れたヴァイオレットだったが犯人は"小説のヴァイオレットの真似をしただけ"という。 自分以外にも転生者がいることに驚くヴァイオレットだったが、シナリオに囚われているのは自分も同じだと気づき、自分の気持ちに素直になろうと決意。一方、隣国の王女が「ヒロインの母を知っている」とヴァイオレットに近づいてきて――…!?
悪役令嬢のおかあさま2
乙女ゲームの“悪役令嬢の母”に転生したヴァイオレット。 将来生まれる悪役令嬢(娘)が悪行に走ったのは、 自分が“ヒロインの父”=テオフィルを 追い求めすぎたことが原因だと考えた彼女は、 テオフィルと距離を取り、彼と“ヒロインの母”が 無事に結ばれるよう、後押しすることを決意。 まずは学園で"ヒロインの母"探しをするが、 この時代の情報を持っていないヴァイオレットは なかなか見つけることができない。 そんな中、学園内で監禁事件が勃発! 犯人は「ヴァイオレットの真似をしただけ」と言いだして……!?
悪役令嬢のおかあさま1
前世の記憶を持つ侯爵令嬢ヴァイオレット。 日本のOLだった彼女は、どこか既視感のある不思議な世界で 前世の知識を活かし楽しい日々を送っていた。 そんなある日、とある出来事がきっかけで、 自分は前世でやりこんだ乙女ゲームの世界を生きていること、 しかも将来、“悪役令嬢”を生む母になることに気づく。 ゲームの中の悪役令嬢は歪んだ家庭環境のせいで悪行に走ってしまった…… つまり、元凶はわたし!? そう考えたヴァイオレットは、誰も不幸にしないよう奔走し始めて――?