山田

山田

僕をお傍に侍らすなんて、罪なお人ですねぇ……刺されないでくださいよ?
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由緒あるマフィア一家の息子として産まれた俺には、幼い頃に「アリーシャ」という弟がいた。 9歳になる誕生日の前日から姿を消した彼は、翌日我が家の門に首を括った状態で発見される。 父の跡を継ぎマフィアの当主になった暁には、関わった者全てに復讐すると炉の女神に誓いを立て、復讐の機会を待つ日々を過ごす。 弟が死んでから10年──そして、彼の19回目の誕生日、俺はアリーシャとそっくりの青年に出会う。 青年は自らを「アリーシャ」と名乗り、あの時死んだのは影武者で、自分を殺そうとした奴らに復讐がしたいと俺に縋って──。 ※表紙は「寝る子は育つメーカー」にて作成 https://picrew.me/share?cd=wTgcx8f0A4
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文字数 65,920 最終更新日 2023.12.29 登録日 2023.11.25
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