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祖父が死んで、しばらく経ったある日。登矢の家には、侵入者がいた。
侵入者ーー天川琴音は言い放った。
「今日から私はあなたのメイドです」
琴音の話を信用できない登矢は、追い返すつもりで、言った。
「じゃぁ、ココでオナニーしてみろよ」
「……わかりました」
こうして、登矢と琴音の奇妙な日々は幕を開けた。
登録日 2015.08.29
矢吹葵は、両親に連れられホテルへと来ていた。地下にあるゲームコーナーのトイレで、女子のオナニーの物音を耳にする。そのトイレを使っていたのは、葵と歳の変わらないような、女子高生だった。
その日の晩、火事に巻き込まれた葵は、逃げる途中で両親と離れ離れになってしまう。
両親と再会できずに路頭に迷っていた葵を助けたのは、トイレでオナニーをしていた彼女だった。
「葵、私の弟になりなよ」
そんな彼女の一言がきっかけで、葵は彼女――藤堂ひなたの家に居候することになる。
登録日 2016.02.29
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