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十五の春、聖女として王宮に招かれたレミリアは、その三年後魔王討伐に成功した。
この戦いが終われば、恋人のライムントと結婚することができる――そう思っていたのに。
だが、戦いに参加していたライムントの異母兄ベルナルドは、レミリアとライムントの知らないうちに他の仲間と結託し、"魔王と通じた偽物の聖女と裏切りの王子"として、レミリアの目の前でライムントを処刑。
次にレミリアにその剣が向けられた時――レミリアは、禁じられた魔術を発動させた。
レミリアの命と存在を犠牲にして、望む相手の魂を過去に送る禁呪を。
だが、気がついた時、過去に戻っていたのはレミリアの方だった。
なぜ、ライムントではなくレミリアが過去に戻ったのだろう。
過去に戻ったレミリアは誓う。
過去の仲間達に復讐することを。
今度はライムントの側には近づかないことを。
すべては、ライムントを守るために。
仲間を集めるため冒険者ギルドの受付係となったレミリアだったが、なぜか、王宮にいるはずのライムントがレミリアの前に現れた。
すべての感情を失うという呪いをその身に受けて。
近づかないと決めたはずなのに、一緒の時間が長くなれば、どうしても気持ちは揺らいでしまう。
出会う前に戻った聖女が、もう一度愛を掴むまで。
文字数 42,755
最終更新日 2021.11.23
登録日 2021.05.29
太陽王と灰色の王妃
レンタル有りムーンライトノベルズに掲載していた「太陽王と灰色の王妃」の番外編等。当時のWEB小説版の設定のままのため、書籍版とは食い違うところが多々あります。
また、内容にも何一つ手を加えていませんので、今見るとあらが目立つかもしれません。
文字数 217,910
最終更新日 2020.01.23
登録日 2016.07.10
銀の娘は海竜に抱かれて
レンタル有り舞台は、海竜の島と呼ばれるマルゲリア島。不思議な力を持つ島の娘イサラは、ある事件をきっかけに人を愛することを恐れ、心を閉ざして生きていた。わたしに人を愛する資格なんてない――そんな彼女が、突然悪人たちの手で島から連れ出されてしまう。彼等の狙いは、伝説の海竜の宝。何とか逃げ出した彼女は島に帰るべく、ぶっきらぼうなディミオスと名乗る傭兵とともに旅をすることになるが……。愛を恐れる娘が旅路の果てに掴んだものとは? 輝く海と鮮やかな空のもとで紡がれる美しきファンタジーロマンス!
文字数 153,560
最終更新日 2020.01.23
登録日 2020.01.23
暗黒大陸と呼ばれるラティーマ大陸帰りのエリザベスは、自ら商売を営むたくましい令嬢。
帰国してから三か月、日々仕事に勤しむ彼女の家に泥棒が入ったことをきっかけに、は聖人の骨が絡む事件に巻き込まれる。
胃痛もちの執事をお供に、事件解決に乗り出すエリザベスだったが…
文字数 134,938
最終更新日 2019.12.05
登録日 2017.10.10
レディ・ウォーカーと海竜の島
レンタル有り父親の罪のせいで、後ろ指を差されながらも 遺跡探索人として強く生きてきたセラ。そんな彼女のもとに遊び人と悪評高い、コルテス商会の次男坊、エレミオが訪ねてくる。――海竜の島に一緒に行ってほしい。竜の末裔である彼は、夢で誰かに“海竜の島に来い”と呼ばれ、その島の歴史の第一人者であるセラのもとへやって来たのだ。彼と度々ぶつかり合いつつも、旅をともにするうちに、なぜか国家間の戦争に巻き込まれていって―― 神秘の島と二つの大国をめぐるヒストリカル風ファンタジー!
文字数 158,374
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.05.23
夜の闇に紛れるようにして、王女ディアヌは敵国の王ルディガーのもとを訪れ、民を虐げる自分の父と異母兄を売り渡すと告げる。
かつてわずかな時を共に過ごした二人。
その時間だけで、互いを必要とするには十分だった――けれど。
きっと、あの出会いは必然だった。
ならばすべてを投げ出そう。ルディガーを真の王とするために。
不器用な愛の物語が、今、始まる。
※他サイト掲載作品の改稿版です。
文字数 115,031
最終更新日 2018.06.27
登録日 2018.05.15
暗黒大陸と呼ばれるラティーマ大陸帰りのエリザベスは、自ら商売を営むたくましい令嬢。帰国してから三か月、日々仕事に勤しむ彼女は聖人の骨が絡む事件に巻き込まれる。胃痛もちの執事をお供に、事件解決に乗り出すエリザベスだったが…
登録日 2014.05.05
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