両親を亡くし、天涯孤独になった10歳のもも乃を引き取ったのは、母が経営していたクラブの黒服、奥谷だった。
首と手に鎖の刺青を入れたもとやくざの奥谷と、会ったこともほとんどない母に対する不信感で一杯のもも乃は、探り探りの2人暮らしを始める。
文字数 37,922
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.03.24
「抱いてよ。じゃなきゃ私もう客は取らない」「お前は客を取るよ。死ぬまで取る。そういう女だろ」 娼婦の妹とポン引きの兄の話。
文字数 30,593
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.01.25