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 舞台は地球ーーーではない。地球に限りなく類似している星、『ケプラー』である。    この世には、人類とは違う、人類に最も近い個体、『怪人』が存在する。人を目の敵にし、人類の力を遥かに凌駕する力で人間を甚振り、最後には殺してしまう。そんな怪人に、人々は日々怯えて生活している。  そんな怪人を滅ぼすべくして組織されたのが、『殲滅隊』。怪人と同じく、人並外れた力をもってして怪人を殲滅する政府公認の組織である。  この『殲滅隊』があるからこそ、人類はなんとか滅亡の魔の手から逃れることが出来ている。  幼い頃から義理の祖父に育てられた水無月流風はある日、祖父に殲滅隊への入隊を薦められたーーー。
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文字数 10,287 最終更新日 2024.03.10 登録日 2024.03.01
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