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おじいさんの死後、いつも絵を描いていた部屋に残された真っ白なキャンバス。私はそれを片付けられずにいました。 「あの人が、幽霊にでもなって描きに来てくれないかしら。」 イーゼルに立てかけられた真っ白な壁に続きが描かれたら、そんな夢を見ながら私はあの人をぼんやりと思い出すのでした。
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文字数 790 最終更新日 2022.10.02 登録日 2022.10.02
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