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進学校のクラスで異様なオーラを発する男子がいる。彼は怖くて誰も話しかけれない。
とにかく目つきが悪く、眉間にしわを寄せ、
ポケットに両手を入れ、肩で風を切って歩く。まるで不良。いや、不良より怖い。
彼についたあだ名は「孤高の一匹狼」。
誰とも群れず、授業中には一番前の席で
堂々と足を開いて座り、漫画や小説を読んだり、寝たりと全く授業を聞いてない。
先生に怒られても、全く無視。
なんでこんな人が進学校に?
そんな彼と私はふとした事から関わる事になった。
文字数 412
最終更新日 2021.04.06
登録日 2021.04.06
会社には色んな人がいる。
仕事ができるのに、嫌味を言うので、周りから距離を置かれ、信頼されない田中さん。
優しくて良い人だけど、容量が悪く、
仕事ができなくて、いつも周りから怒られている山田さん。
総じて、あまり幸せそうな人は見かけない。
その中で、妙にいつも楽しそうで、仕事もうまくいってそうな山下さんがいる。
山下さんを飲みに誘い、どうやったら人生うまくいくのか聞いてみた。
山下さん曰く、「中庸人間になれ」と言う事だった。中庸とは、簡単に言うと、丁度いいという意味らしい。丁度いいとは何なのか。
なぜそれが人生うまくいくコツなのか。
山下さんに色々教えて貰う事にした。
文字数 2,672
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.04.01
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