ある日の蒸し暑い夜、突如として主人公、明智笑撫(しょうぶ)の住む街が壊滅的な被害に遭う。一部一体の建物が一夜にして溶けてしまったのだ。両親も行方不明な中、落としてしまった本を見つけに川原に向かう。そこで、目にしたのは干上がってしまった川の面影だった。そして、本の傍らに座る謎の美少女...。ラベンダー色の瞳に桜の香りがする少女は何者なのか!その子は笑撫が、前の晩夢で見た子だった。彼女には涙と呼ばれる力があるそうだ。涙と本が共鳴するとき、一体何が!?ここから二人の共闘が始まる。1冊の本から始まる異世界ラブファンタジーここに!