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ある時、魔王が現れた。
魔王は、すごく強い魔物の一部しかなれない。
そんな魔王を、一般人が倒せるわけがない。
人々は恐怖した。
魔王に恐れて生きていくしかなかった。
そんな中、魔王に立ち向かう者がいた。
人々は彼らを勇者と呼んだ。
勇者は犠牲を出しながらも戦って、魔王に勝った。
魔王がいなくなってからすぐに勇者を辞めた者が大半を占めた。
魔王戦で犠牲も多かったため、勇者は減少してしまった。
魔王がいなくなってから勇者が減少傾向にあるのを不安に思った国王は、勇者の報酬を増やすことを宣言した。
魔王はいなくなっても、強い魔物はいるからだ。
国王の思惑通り、勇者は一気に増えた。
だが、そのほとんどが報酬にしか目がなく、武器すら握ったことがない奴らだった。
だからどんどん死んでいく。
国民から反感を買った国王は、勇者を育成することを決めた。
文字数 921
最終更新日 2023.04.22
登録日 2023.04.22
自分は気が強い方だと思っていた。
別にクラスで目立っていたわけではないけど、言いたいことは言えたし、嫌なことを言われたら言い返せてた。
でも、いつからか私の心は小さくなった。
文字数 203
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.03.30
いつもの様に眠りについて、いつもの様に夢をみる。夢から覚めるには、現実で目を覚ますしかない。でも、ずっと目を覚ますことができなかったらどうなるんだろう。
文字数 574
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.03.18
記憶を預かる「記憶預かり屋」は、十七歳の男子高校生が一人で営んでいる。彼は特殊な力を持っており、他人の記憶を預かることができる。忘れたい記憶がある人は、皆彼の元へ訪れた。
文字数 441
最終更新日 2023.02.17
登録日 2023.02.17
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