いつき旧太郎

いつき旧太郎

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「おぉ勇者よ、死んでしまうとは情けない。」 某ゲームだったらそう言われて復活できるはずだったが、俺はそうではなかった。 この世界に死者蘇生はないのだ。 ある日突然異世界に転移して、勇者になってくれときれいなお姫様に頼まれた。 男としては断れない。しかし勇者になれると思ったのに、その日のうちに俺はあっさり殺されてしまった。 気づいたときには俺は骸骨のアンデッド、いわゆるスケルトンになっていた。 俺を呼び出した王国は廃墟になっている。 幸いなことに、勇者としてもらえるはずだったスキルは、アンデッド向けにリメイクされて貰うことができた。 死者の願いを聞き、死者をアンデッドにするという実にアンデッドらしいスキルだ。 俺はこのスキルを駆使して元の生身の体に戻れるのか。 そして勇者になれるのか。
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登録日 2020.05.04
SF 連載中 長編
伯爵家の嫡男セツトは、公には病死したことにして、伯爵家を追い出されることになった。 貴族の義務を果たせない役立たずはいらないのだ。 操縦不可能、行き先には何もない宇宙船に放り込まれ、渡されたのはわずか10日分の食料だけ。餓死しろと言われているようなものだった。 しかしセツトは通りすがりの宇宙海賊に助けられ、古代超文明が残した宇宙要塞の起動に成功する。 海賊からは「この要塞を持って伯爵家に戻りなさい。」と言われたが、セツトは伯爵家には戻らず、海賊達と共に行くことを選択した。 これはまだ自らが目指すべきものを探している男の話である。
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小説 496 位 / 21,347件 SF 14 位 / 1,125件
登録日 2020.06.20
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