双春 華都

双春 華都

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   疲労、期待、孤独、そして寂しさから自殺を行う事を決意した主人公のNは遺書を書き、深夜のビルの屋上に来ていた。  しかし、中々決心がつかず、ビルの柵外で一人怯えていた。  スマホには職場、家族、恋人、友人からのLINE。Nは自身の過去を振り返りながら考える。死ぬべきか、生きたいか。自分は何がしたいのか。今何を考えているのか。  今、自身への壮大な自問自答が始まる。
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文字数 555 最終更新日 2021.05.30 登録日 2021.05.30
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